私にはお気に入りのカフェが幾つかあるというのは
先日のブログに書いた。
俗に言う「映える」とか「お洒落」といったものを
超越した場所……
すなわち私にとってそのカフェに行く「目的に適う」コンセプトが大事なのである。
東京都調布市つつじヶ丘。
この東京郊外のしかも築60年近い集合住宅内にそれはある。
手紙舎本店。
これはカフェ好き、雑貨好きな方であればご存知の方も多い。
ここはひとりで過ごす素敵な時間を保障する。
レトロな団地の広場の片隅にさり気なくある
超素敵なカフェ。
大きなヒマラヤ杉を眺めながら、
ゆっくりと過ごす時間は至福である。
店内はどこか懐かしく、
新しさよりも古めかしさが目に優しい。
素朴で味のある陶器たち。
これらの食器を使い、
これからはじまる至福時間に胸を躍らせるのである。
ランチのおすすめは豆のチリコンカン。
見た目もイイが、味はもう最高に美味!
盛り付けに使われたプレートや
木のスプーンもランチの付加価値を確実にあげている。
そして、見てほしい!
この何とも可愛らしいオテフキを!
これは流石に使えない。
静かにポケットに入れてテイクアウト。
静けさの中で響く、客たちの営みの音。
何と心地良いことか。
食後はゆっくり本を読むもよし。
テラスで風の音を聞くもよし。
ただただボーッと黄昏れるもよし。
昔からせっかちな私が、
驚くほど時間を贅沢に使うことのできる手紙舎本店。
そう、
ここは私に黄昏を覚えさせたカフェなのである。
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